福島の中学生と3月11日

 2011年の3月11日というと、東日本大震災が起こった日、となってしまいました。
 でも、福島市では地震が起こる数時間前まで、大切な行事がある日でした。それは、中学校の卒業式でした。
 その日の午前中に卒業式を終え、子供も親も、14日の高校の合格発表は気になりつつも、それぞれ門出を喜んでいました。
 私事ですが、私の息子もその日に卒業式でした。通っていた中学校に取材のテレビカメラが入り、「夕方のニュースで見ようね」などと言っていたのですが、その後の地震で、ニュースはおろか、その夜は停電になりました。
 そしてその後、福島の子供たちは放射線禍の中で生きることを余儀なくされました。福島を離れたご家族もたくさんいます。

 でも、福島には今もたくさんの子供たちが暮らしています。そして、当然ですが、今年も中学校を巣立つ生徒さんたちがいます。

 当研究会の12月のイベントで、少し早かったのですが、卒業制作作品を西信中学校の五人の生徒さんたちに出品していただきました。

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 楽しかった思い出が描き込まれたり、将来への期待と不安を表していたり、どの作品も中学生の今でしか描けない作品ですね。力作です。
 
 西信中学校は、毎回作品展示に参加していただき、ご家族と来場していただいたり、ワークショップに参加していただいたりが一番多い中学校でした。ありがとうございました。
 
 中学三年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
 震災後の福島で頑張るみなさんに、素晴らしい未来が開けますように、心から祈っています。

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by smcf | 2013-03-11 23:51 | 2012年度の活動

「美術館とまちづくり」研究会が、福島県立美術館の楽しみ方や文化的生活の提案などをお届けするブログです
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