古民家の展覧会へようこそ♪

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『アートのある週末』展が無事に幕を開けました。

今回展示されるアーティストのナガバサヨさん、momokoさん、そして私たち美術館とまちづくり研究会のスタッフにとっても、現代アート×古い家屋という組み合わせは初めての体験です。新しいものと古いものが不思議なハーモニーを生み出すこの空間に、ぜひ足を運んでくださいね。

こちらの写真は、展覧会場となっている「如春荘」の窓から見た風景。今日は、とても趣のあるこの建物について少しご紹介します。

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こちらが正面玄関です。

『福島大学50年史』の記述によると、こちらの建物は、1937(昭和12)年、財団法人福島商業高等学校信陵会により建てられ、1966(昭和41)年、同会より経済学部に寄附されたものだそうです。その後、経済学部学生集会所として長年使用されていましたが、1980(昭和55)年より、全学の厚生施設として運営されることになり、現在に至っています。

そうそう、ずっと昔から福島にお住まいの方はご記憶かと思いますが、現在の県立美術館・図書館のある場所には、以前は福島大学があったのですよね。大学が金谷川に移転した後も、如春荘はこの場所に残り、大切に使われてきました。

1937年といえば、なんと築72年です!古い木造の日本家屋って、頑丈なのですね~。平屋の建物に4つの和室が続いていて、そのまわりをぐるっと縁側が取り囲んでいるんですよ。ピンとこない若い方は、サザエさんの家を思い浮かべてもらうといいかなぁ。

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こちらは窓から美術館側をのぞんだ風景。木の窓枠から眺める冬の景色は、とても暖かく感じます。

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漆喰と木枠の外壁。展覧会に来て下さった方は、ぜひこの脇をすりぬけて、奥の庭もご覧ください。

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黄金に輝く紅葉と、竹林で縁取られた庭がお迎えしてくれます。一枚目の写真は、この庭を建物の中から眺めたところなんですよ。

如春荘は、美術館に向って手前の道を左折、50メートルぐらい進むと左手にありますよ。新進気鋭のアーティストの作品と、長い歴史を経てきたなつかしい日本家屋、そして紅葉狩りまで楽しめてしまう『アートのある週末』展、たくさんのみなさんにご覧いただけるとうれしいです。
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by smcf | 2009-11-25 22:52 | 『アートのある週末』展

「美術館とまちづくり」研究会が、福島県立美術館の楽しみ方や文化的生活の提案などをお届けするブログです
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